『The Edinburgh Lectures on Mental Science(精神科学に関するエジンバラ講義)』は1904年に出版されたトーマス・トロワードの代表作の一つです。その序文には次のように記されています。
序 文
本書は、筆者が最近エジンバラのクイーン・ストリート・ホールで行った講義の内容をまとめたものです。その目的は、精神作用と物質的条件との関係を支配する自然原理を示し、受講者の皆さんがこのテーマを実践的に学ぶための分かりやすい出発点を提供することにあります。
T. T. 1904年3月
<『The Edinburgh Lectures on Mental Science』Foreword の私訳より>
この書籍は日本語訳が出版されていないようなので私訳してみました。ご参考までにご笑覧ください。
原著者への敬意と礼儀として忠実に翻訳しているつもりではありますが、ところどころ、現代の日本人にとってのわかりやすさを優先させて、訳注的な内容も含めた意訳になっている箇所があります。この点、予めご承知おきいただければ幸いです。
『精神科学に関するエジンバラ講義』(私訳)の目次は次のとおりです。
第1章 Spirit and Matter (精神と物質)
第2章 The Higher Mode of Intelligence Controls The Lower
(高次の知性が低次の知性をコントロールする)
第3章 The Unity of The Spirit (精神(神)の単一性)
第4章 Subjective and Objective Mind (主観的精神と客観的精神)
第5章 Further Considerations Regarding Subjective and Objective Mind
(主観的精神と客観的精神についてのさらなる考察)
第6章 The Raw of Growth (成長の法則)
第7章 Receptivity (受容性)
第8章 Reciprocal Action of The Universal and Individual Minds
(普遍的な心と個人の心の相互作用)
第9章 Causes and Conditions (原因と条件)
第10章 Intuition (直観)
第11章 Healing (治癒(ヒーリング))
第12章 The Will (意思)
第13章 In Touch with Sub-conscious Mind (潜在意識とのコンタクト)
第14章 The Body (肉体)
第15章 The Soul (魂)
第16章 The Spirit (精神)